幼かった頃
自分以外の人間は
自分の人生にでてくる
脇役的な存在だと思ってました。笑
その1人1人に人生があって、
家族がいて、
感情があって、
ドラマがあるなんて気づいたのは
いつ頃だったんだろう？
宇宙とか地球とか世界とか日本も、
大きな絵本みたいな中の
物語みたいなもので、
自分が死ぬ時にすべてが終わって無になる。
みたいな感覚があった。
今思えば結構独特な感覚の持ち主だったのかな。汗
そんな私も歳を重ねて母になり、
今は子どもの名脇役になりました。
なんで女って、親になると
主役じゃなくなって、舞台をおりるような感覚になるんだろう？
今まで自分の好きなことだけやっていた人生から一変、
産まれた瞬間から我が子が中心で、
我が子の為に
我が子の為に
と生きていく。
それは決してつまらない人生ではないけれど、
自分が主役だった時のことはもう思い出せない。
携帯は子どもの写真。
毎日幼稚園や習い事の送迎。
子どもの為にご飯を作り、
自分のケアもそこそこに寝かしつけ。
自分の誕生日は誰もご馳走を作ってくれないけど、
子どもの誕生日は何日も前から飾りつけ、手作りケーキ、プレゼントを用意して盛大にお祝い。
でも、それは自分の母が私にやってくれていたことと同じ。
母が私の1番の応援団だったように、
私も子ども達の1番の応援団でありたい。
名脇役、いいじゃない。
主役を輝かせてあげられるような、
味のある脇役になりたい。
家族の笑顔の為に、
母は今日も頑張るよ。
そして子ども達が立派に大人になったら
また主役に返り咲いてやるw
今度は中年の主役。
ヒットしなさそうな物語になりそうだけど、
万人に愛されるロングセラー作品になるように下積み時代を頑張ります。
comoy
